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「寂しさ」は他人の存在や愛情を求める大切な感情

寂しい男性

毎年のことですが、年初に入会面談にこられる方がよく仰ることは

「このまま一人じゃ寂しい」「急に寂しさを感じてきた」ということです。

学生時代から十年以上、結構一人で気楽にやってきたのに急に

寂しくなったという人も少なくありません。

それは、彼らが年末年始に家族で過ごすことによって、

「寂しい」という感情に気づいたからです。

特に一人暮らしが長い人は、便利な世の中ですから忙しくしている生活の

中で特に寂しさに感じることなく日々が過ぎていきます。

ところが、お正月やゴールデンウィークに帰省して家族団欒の心温まる時間を

過ごすと、この感情が湧いてくるのです。 もちろん、その人の年齢も関係してきます。

つまり、今までの生活の中で寂しいという感情が鈍かったということが考えられるのです。

もちろん、人それぞれですから、他人と一緒にいるのが苦手だからと

いう人もいるでしょう。 一人でも十分楽しめる人もいます。

実は、この寂しさというのは、他人の存在や愛情を求める大切な感情なのです。

ですから、帰省した時に家族の温かさに触れ、「やっぱり一人は寂しい」

と思うのは「寂しさ」を味わったからこそ湧いてきた感情とも言えます。

こういうとき、その人にとって婚活を始めるベストな時期が到来したのです。

 

「幸せ」を感じるセンサーをONに

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ずい分前にご成婚した方と何年ぶりかで話す機会がありました。

その時、その方が話していたことが印象的だったのです。

それは、婚活している時は、「自分は一体いつになったら結婚できるのだろうか」

と、底なしの不安にさいなまれたことが多々あった。 そして、目出度く結婚。

今度は「子供を授かるかしら」という不安。 そして、待望の妊娠。

今度は「高年齢出産で無事に生まれるかしら」と、これまた不安な毎日を

送った。 そして、無事赤ちゃんが誕生。

やっと不安から解放されると思ったら、今度は妊娠中のストレスからくる

疲れが出てきて、身体の不調に苦しんだ日々。

そして、時の流れとともに、少しずつ心と体が安定してきたそうです。

そこで彼女が気づいたことは、結局生きている限り、不安がなくなることは

ないということ。

婚活している時は、結婚相手さえ見つかれば幸せと思っていたのに、

願いが叶ったら、次の不安の種が待ち受けていたというわけです。

彼女曰く「私は不安に溺れやすい性質」だと。

もちろん、不安は危機を知らせるシグナルでもあるので、不安イコール悪と

いうわけではなく、不安によっては徹底的にそれに向き合わなければ

ならないときもあります。

ただ、常に湧いてくる不安に右往左往して感情が乱されることが問題なのです。

彼女は可愛い子どもの寝顔を見ながら、この不安体質が子どもに伝染してしまう

のではないかと、これまた不安を感じ始めたそうです。

何とかしなくちゃと、自分の体質改善ならぬ性質改善が必要だとつくづく感じたとのこと。

そこで彼女が思い出したのは、婚活していた時に行ったワークです。

『幸せセンサーを発達させましょう』というワークですが、

小さな幸せを意識的にたくさん見つけて、幸せ体質になりましょうということ。

ここで、ある本によると、幸せとは「心の充実感」のことを指すそうです。

幸せなとき、人は、いい気分で満ち足りている状態にあり、とてもリラックス

しているといいます。

幸せとは「感じるもの」で、条件や物質的なモノだけで得られるわけではないのです。

彼女が心掛けたのは、目の前の小さな幸せを見つけて、それを感じること。

「幸せセンサー」を発達させるには、日々の生活の中で小さな幸せに気がつく

ことです。

それをやり始めてしばらく経ったとき、ゆったりとした落ち着いた気分で子供と

接している自分に気がついて、自分自身驚いたとのこと。

婚活時代、新婚時代、母になってからもずっと不安がつきまとっていたけれど、

そして、相変わらず不安の種はいくつもあると彼女は言います。

ただ、この頃は空を見て何にも考えずに「ああ、キレイな空だ」と思えるよう

なってきたと。 亀の歩みのように些細な変化が自分の中に起こっている

ような気がすると言います。

そう話す彼女の顔は落ち着いて見えました。

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