「寂しさ」は他人の存在や愛情を求める大切な感情

寂しい男性

毎年のことですが、年初に入会面談にこられる方がよく仰ることは

「このまま一人じゃ寂しい」「急に寂しさを感じてきた」ということです。

学生時代から十年以上、結構一人で気楽にやってきたのに急に

寂しくなったという人も少なくありません。

それは、彼らが年末年始に家族で過ごすことによって、

「寂しい」という感情に気づいたからです。

特に一人暮らしが長い人は、便利な世の中ですから忙しくしている生活の

中で特に寂しさに感じることなく日々が過ぎていきます。

ところが、お正月やゴールデンウィークに帰省して家族団欒の心温まる時間を

過ごすと、この感情が湧いてくるのです。 もちろん、その人の年齢も関係してきます。

つまり、今までの生活の中で寂しいという感情が鈍かったということが考えられるのです。

もちろん、人それぞれですから、他人と一緒にいるのが苦手だからと

いう人もいるでしょう。 一人でも十分楽しめる人もいます。

実は、この寂しさというのは、他人の存在や愛情を求める大切な感情なのです。

ですから、帰省した時に家族の温かさに触れ、「やっぱり一人は寂しい」

と思うのは「寂しさ」を味わったからこそ湧いてきた感情とも言えます。

こういうとき、その人にとって婚活を始めるベストな時期が到来したのです。