先日、男性会員さんと初デートの食事代を奢るか割り勘にするかに
ついて雑談のノリで話しました。
最近彼は初デートで夜景の素晴らしいレストランでお食事したのです。
そして、お会計2万円也。
「もちろん、僕が全部支払いましたよ」と当然のように言いました。
彼は高年収ですから、さすが余裕があります。
しかし、年収が高かろうがそうじゃなかろうが、デートの支払いはどうするか
なんて決まりはありませんし、男女の間でそれを論じていたら永遠に結論が出ないことです。
彼はこんな考えを私に話してくれました。 それは、結婚相談所で出会った女性は
「結婚相手になるかもしれない」という気持ちで接しているとのことです。
ですから、その女性にデート代を割り勘なんてとんでもない!
それで、自然の成り行きとして、彼負担ということになるそうです。
それを聞いた私がちょっと沈黙していると、「そんなの当たり前ですよ!他の男性も
そうじゃないんですか?」と突っ込まれてしまいました。
こればかりは人それぞれの考え方があるに決まっていると私は答えたのですが、
彼は結婚を目的としている婚活の場ではデート代は男性持ちだと疑っていないようです。
中にはどうなるかわからない人に一杯のコーヒー代だって払うのはイヤだと、駄々をこねる
男性もいるというのに。 そう、男性にとって、女性とのデート代は投資の要素があるのは確かです。
それに現在の社会の状況からして、男性が奢りたくてもそうは出来ない経済事情があります。
ちょっと、こちらをご覧いただけますか。
「国税庁:民間給与実態統計調査」の平成26年度の調査結果は下記の通りです。
(1年を通じて勤務した給与所得者の一人当たりの平均給与)
・ 平均415万円
ちなみに上記の方の平均年齢は以下の通りです。
・ 平均415万円 45.5歳
・ 男性 514万円 45.4歳
・ 女性 272万円 45.6歳
以上です。
これを見ると、これから、ますます割り勘が主流になってくると思います。
ただし、出会いの場が結婚相談所の場合は、男性のあなたは「デートの
お相手は結婚相手かもしれない」と少しでもいいから思ったほうがよいです。
しかし、最近はシビアになってきて、カフェのお茶一杯でも小銭を請求する婚活男子が
います。 ホントに懐事情を考えると、仲人として声高には言えないのですが、
金銭がシビアすぎるカップルはご成婚までいく確率が低いのは事実。
ということから、太っ腹になれないのは女性もわかっていますので、せめて
女性少な目の割り勘で「この人は将来の結婚相手かもしれない」と感じさせて
ほしいですね。