鍋料理を一緒に食べると親しさが加速する

（お借りしました）

おととしご成婚したカップルは寒い最中の交際でしたから、

よく鍋料理のお店に行ったそうです。

彼らは、午前中に会ってランチをして、それからどこかへ

遊びに行って、夕食を一緒に食べ、終電までバーで飲んで

いたと言いますからね。

ご成婚するカップルというのは、大体似たような行動パターン

をします。つまり長時間一緒にいるってこと。

話は鍋料理に戻りますが、彼女の話によると、彼がとても

気を遣ってくれたそうです。

例えば、味付けが薄いとか濃いとか、具は足りているとか、

そして「これ食べごろだよ」と、彼女の器に魚や肉や野菜を

入れてくれるとのこと。

最初は別の箸を使っていたそうですが、そのうち関係なく

なってしまって、こうなると夫婦のようですよね（笑）。

ある心理学者によると、鍋って、ものすごく頭を使うんだそうです。

自分ばっかり食べていないか、相手も食べているかどうか

お互いのことを色々考えるとのこと。

フィンランドやカナダなど外国人が日本の鍋に注目して、

アルツハイマー防止の心理療法に使っているぐらいなんだ

そうですよ。

ということで、相手のことを考えながら食べる鍋は、

結束力や恋愛感情が湧きやすいってことですね。

寒い夜、彼らは鍋料理をつつきながら、身も心も温まって

ますますラブラブになっていったのでしょう。

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