ときには、仲人は恋のキューピット役

私の相談所の女性会員さん（３０代後半）のお付き合いして

いる男性（４０代前半）は、条件はいいし、礼儀正しいし、

適度な距離感も彼女にとって心地いいし、申し分のない

人だったのです。

お見合いしてから毎週会っているようですし、これはご成婚が

近いと思ったのですが、彼女は浮かない顔。

一体どうしたのでしょうか？

それは毎週会っているのに、話は「今日の天気は…」とか

お互いに野球観戦好きなので「昨日のジャイアンツの試合は

どうだった、こうだった」とか、仕事の話を少々でいつもデートは終了。

こうしたデートを何回か繰り返していました。

彼女曰く「まどろっこしい。消化不良のような感じがする」と。

彼女としては、結婚前提のお付き合いなのですから、

お互いに気に入ったのなら、早く核心に迫って欲しいというのが本音。

そして、彼女は彼がプロポーズしてきたら即OK！なのだそうです。

そこで私の出番。

彼の仲人さんに連絡して、彼に対する彼女の気持ちを伝えました。

彼は仲人さんを通して彼女の本当の気持ちを知るわけです。

もし、彼にそこまでの気持ちがなければ、残念ながらこの話はジ・エンド。

実にシンプルです。

そうして、次のデート。

ついにお酒を飲みながら、「僕のことどう思っているんですか？」と

聞いてきたそうです。

そこで、彼女は「もちろん、好きだから会っているんじゃないですか～」と。

それから、彼は安心したのか、自分の本音の部分をうちあけたり、

自分のプライベートなことを話したり、いままで話してくれなかった

ことをいっぱい話してくれたそう。

その晩、彼女の方から彼の手を握っ！

こうして、一挙に距離感が縮まったのです。

ホントにこの彼女、自分の気持ちに正直な人でした。

ところで、あなたは、なぜ結婚相談所の結婚って３か月～６カ月で

決まるの？って疑問に思っていませんか？

それは、仲人さんがキューピット役をするからですよ～っ。

もちろん、ご縁の神様が二人に向かって微笑んでくださっている

ことが前提です。

そこに、さらに勢いをつけるのが私たち仲人の役目という

ところでしょうか。

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