
こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
ずい分前に面談した女性(40代後半)は、ステップアップのため何回か転職して希望の職をゲットした能力を持った方です。今は役職を任され部下がいるとのこと。
能力だけではなく容姿も整った美人さんです。これだけの人ですから若い時からモテたと思いきや、声をかけてくる男性は弱々しい感じが多く「対象外だった」とハッキリ言います。
彼女がなぜ私に面談を申し込んできたかというと、年末やお盆など長期休暇の時、寂しさを感じるからだそうです。そして年老いたときのことを考えしまいます。そんな自分の弱さが表面化する長期の休みが苦手だとか。だから早くから旅行の計画を立てるそうです。
そう言いながら彼女は手帳を見せてくれました。それを見てビックリした私。なぜって、手帳が予定で全部埋まっているからです。あんなに真っ黒な手帳は見たことがありません(苦笑)。ジム、お稽古事、友人と食事、勉強会、異業種交流会、土日の小旅行、海外旅行など。
多分彼女は自宅でボーっとしている週末が耐えられないんでしょう。
そして、「一回くらい結婚した方がいいんでしょうか?」なんて私に聞くのです(苦笑)。本当にそう思うのであれば、すぐに婚活を始めるでしょうに。そんな曖昧な質問をするのですから、結婚して今の生活を変えるまでの気持ちはないようです。結婚へのイメージもボンヤリとしています。
仮に相談所で婚活を始めても「今週の週末は予定があるからダメ」とか「仕事が忙しい」などとお見合い日程を延ばしてしまったり。交際に入ってもデートの約束ができず破談になったなんて話も実際にあります。
本当に結婚したいのなら、他の予定よりも結婚を最優先にしなくてはなりません。彼女にその覚悟があると思えないのです。
私は彼女にこう言いました。「まず寂しさや自分自身の弱さと正面から向き合ってください。そしてあなたの心が本当に結婚を求めているなら婚活してください」と。
充実した仕事を持って、スケジュールを目いっぱいこなせる経済力を備えている自分をもっと慈しむこと。そこまで上り詰めるということは大した実力の持ち主であると同時に人一倍努力家なのです。
というわけで悩み相談終了となりました。
言うまでもなく結婚は幸せを保証してくれるわけではないのです。
私は個人的には、彼女は何も結婚というかたちにこだわることはないと思うのです。お互いの生活を尊重しながら支え合う、気の合うパートナーを見つけるという選択肢もあるのですから。
(実話ですが本人を特定できないように脚色してあります)
(埼玉県吉川は南浦和から武蔵野線で越谷レイクタウン駅の次です。南浦和・池袋・新宿・品川・大宮などのワーキングスペースやホテルのラウンジ、静かなカフェなどで面談を行っています)
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