合わせるのが難しい味覚の違い

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

以前、「話も合うし会話も楽しい。ただ、食事を一緒に楽しめたことが少ない。こういう人と結婚してうまくやっていけるだろうか不安になる」という女性からの悩み相談を受けたことがあります。

詳しく聞いてみると、彼はそもそも「食」にあまり興味がなく、毎日ハンバーガーとコンビニ弁当でも平気という人だそうです。何でもマヨネーズとケチャプをかけるそう。一方彼女は三度の食事を大切にする母親の手料理で育ったので、「食」にこだわりがあり会社のお昼も栄養を考えた手作り弁当持参だとのこと。

そんな食の傾向が違う彼と結婚したら一緒にやっていけるだろうかと考えてしまうと言います。それとも自分が彼を食育していけば何とかなるだろうか、と思案中だそうです。

趣味や会話は合うのに、食事をするとあまりに自分との趣向の違いを見せつけられて結婚することを悩むという話は割と聞きます。

あるカップルは、薄味の食事が好きな彼女に対して、彼は濃い味付けを好み何でも醤油を足すんだそうです。トンカツには真っ黒になるほどソースをかけるという具合。

それでも結婚すれば自分の好みに彼を変えられるとあまり深く考えていなかった彼女でした。

ある時、彼の実家に招待された彼女。

食卓にはお母さん手作りのご馳走がたくさん並んでいたそうです。感激した彼女でしたが、お料理全般に味が濃いし、揚げ物にはたっぷりソースをかけ、何杯もごはんをお代わりするんだとか。

彼の食の好みは生まれたときからの食事によるものであるといういう当然のことに気づいた彼女でした。彼女はというと、全般的に薄味を好み素材の味を活かす料理を好む家庭で育ったのです。

結婚前はさほど我慢を伴わないので付き合えても、結婚したら三度の食事を一緒にすることになります。そうなったとき、相手の好みを変えられるなんて自分の傲慢ではないかと思い始めました。

そして、出した結論はお別れすること。

周りから「えーっ、そんなのどうとでもなるよ」と言われたけれど、味覚が違う人と暮らすことを考えたときにどうしてもそれ以上前に進めなかったとのことです。

 

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