私の相談所の女性会員さんがお見合いした相手は、とても
物知りの方でした。
とにかく、時事ネタから最近の本のベストセラーの情報など、
話が尽きることがなかったそうです。
こういう方とお見合いすると、知的な刺激を受けていいのですが、
ほとんど独演会のようになってしまうのが難なのです。
このときも、彼女はもっぱら聞き役。
それだけならまだしも、彼は必ず話の頭にこう言うのだそうです。
それは、「作家の○○さんは当然ご存知でしょうけれど」とか
「ベストセラーの○○は当然読んでいるでしょうけれど」とか。
「当然」と話の頭につくと、相手が知っていることが前提と
なって話が進んでいきますよね。
ところが、その彼にとっては「当然」のことが、彼女は知らなかったのです。
そして、「知らないから教えてください」と言えない雰囲気に。
知らないことは恥ずかしいことでも何でもないのですから、
彼女も一言聞けばよかったのですが、彼の話の腰を折るようで
言えなかったのでした。
自分の知っていること、感動したことを人に話すのはいいことです。
が、相手にも参加しやすいように気遣いをしないと、せっかくのいい話が
一人よがりになってしまうということ。
何とも残念なことではありませんか。
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