結婚話に登場人物が多いと難しくなります。

結婚相談所でのお付き合いは、ご家族が応援してくれることが

ほとんどです。

ところが、たまにはそうじゃないこともあります。

これ、実際にあった話なのですが、私の相談所の男性会員さんが

お付き合いした女性は一人娘さんでした。

二人の間はとてもうまくいっていたのですが、彼女のご両親が

なんやかんや口を出してきました。

例えば、「転勤の可能性は」とか「会社の業績は」などと。

おまけに、彼女の家庭は親戚付き合いが親密だったようで、

親戚の人の名前が彼女の口から出るようになりました。

彼女曰く「皆、心配してくれている」と。

彼にすれば、「何をそんなに心配しているの！？」と、首を

傾げることしかり。

結局、このご縁は破談になったのですが、あれから何年も

経った今でもふっと思い出すことがあり、私は気持ちが沈みます。

このケースは、ご成婚という目標を達成するためには、

「そのためにどうすべきか」をシンプルに考えればいいだけ

のことだったのです。

それなのに、「両親が」とか「親戚の人が」など、あれこれと

登場人物を増やして考えてしまうから話がややこしくなってしまう・・・。

重要なのは「好きな人と自分自身」しかないのに！

あなたは、結婚相談所の結婚は最初にプロフィールありきですから、

こんなことはないだろうと思われたかもしれませんが、

周囲に気を取られて、本質を見失ってしまった残念な

カップルがいたのです。

本当にあなたの結婚に登場人物が多いほど、難しくなりますよ。

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