甘え下手な人の心理

男女のコミュニケーションで、「私は甘え下手で・・・」という

女性は少なくありません。

そういうあなた、もしかしたら、人のお世話をしたり助けたりするほう

が当たり前で、逆の立場になると、申し訳ないような、

居心地が悪いような、と感じませんか？

そして、何か人から親切にしてもらったり、手伝ってもらうと、

つい「すみません・・・」と言ってしまったり。

もしかしたら、きょうだいでお姉さんだったりして、

本当は親に甘えたい年頃なのに、小さい弟妹たちの

「しっかりしたお姉さん」という役目を親や周りから期待され、

それに応えようとしてしていたのかもしれません。

こういうコミュニケーションパターンが身に着いてしまうと、

知らず知らずのうちに、自分のほうが主体的でありたい、

何かをしてあげたい、受身でいたくない、という気持ちに

なってしまうのです。

もちろん、その考えが悪いと言っているのではありません。

ただ、男女のコミュニケーションとなると、「何て自分は

甘え下手なんだろう・・・」と自分を責めたりしかねません。

お付き合いしている男性に親切にされると、嬉しい気持ちより、

かえって居心地の悪さを感じてしまったりして・・・。

そのときに出る言葉は、多分、「ありがとう」ではなく「すいません」。

あなたが、つい「すいません」と言ってしまう心の奥には、

「何事も自分ですべきだ」「人に甘えてはいけない」

「自分が人に何かをする方が慣れている」といった考えが

あるのかもしれませんね。

しかし、男性というものは、好きな女性から甘えられるのが

嬉しいのです。

ですから、相手から何かをしてもらったり、助けてもらったり

してもよし！と、自分に許可を出してみませんか。

そして、意識的に「ありがとう」と言ってみるのです。

まず、そこから始めたらいかがでしょう。

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