以前、私の結婚相談所の女性会員さん(30代前半)が、
30代半ばの男性とお付き合いしていました。
しかし、お互いに好意を持っていることはわかっているのに、
何度デートしても彼の使う言葉はいまだに敬語だし、ちっとも距離感
が縮まらないと、彼女は私にこぼすのです
彼らがいつも話しているのは、趣味や仕事の表面的なことばかり。
彼女が言うには、彼がなかなか自分のことを話さないそうです。
彼が話さないから彼女も話さないというわけ。
いわゆる「友達以上、恋人未満」の関係です。
このように、結婚相談所で知り合っても、お互いの出方を見すぎるあまり、
関係が深まっていかないでご縁が終わってしまうケースがあります。
ある時、彼女は「私は世間で言われているお嬢さん大学を出ているし、
父は会社経営者」
と、自分の家庭環境を彼に話し始めたのです。
さらに「でもね。小さい頃、脱サラしたお父さんの事業がうまく
いかなくて貧乏だったの。6畳一間のアパートに親子4人が
暮らしていたこともあったのよ」と。
そうしたら、彼がビックリした顔。
彼はてっきり彼女は生まれながらのお嬢様だとばかり思って
いたそう。 だから、いくら好意を持っていても、自分の給料で
彼女を満足させるような暮らしは出来ないと、気が引けていたとのこと。
それから、彼も仕事のことや家族のこと、将来の夢などを
話すようになり、やっと「友達以上、恋人未満」の関係から
抜け出すことができたのです。
このように、もう一歩関係が深まらないと思ったら、お互いの
内面を語らないと相手に対する愛が芽生えません。
「内面って何を話せばいいの?」と思ったあなた。
それは、例えば、自分が育った環境や好きなこと、辛かったこと、
将来のことなど、自分の心の中にある深い事柄です。
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