恋の勝者は前向きな気持ちを素直に言える人

「○○さんのお写真を見て一目惚れしました」

「お見合いのお申し込みを受けてくれて、本当にありがとうございます！」

「実際お会いしたら、もっと素敵な方なので嬉しくなりました☆」

と、お見合いの席でいきなり言った男性がいました。

これ、本当にあった話です。

私の相談所の女性会員さんはそれを聞いて、「いきなり何？変な人」

と思ったそう。

そりゃあ、人は誰しも褒められれば嫌な気持ちはしませんが、

初対面じゃビックリ！しますよね。

彼女曰く「男性から、そんなこと言われたのは初めて」と。

だから、恥ずかしさもあったようです。

それと、私が思うに、内心ちょっぴり嬉しかったはず。

彼女を見る彼のお顔は本当に嬉しそうだったとのことです。

肝心の彼女はどうだったかと言うと、「特にいいとも、悪いとも・・・」

という感じ。

ただ、お人柄の良さは彼の醸し出す雰囲気から伝わって

きたそうです。

それで、彼に押し切られた感じで、彼女はもう一回だけ

会ってみようと思ったと言います。

たまたまお互いの住まいが近かったせいもありますが、

デートの時は彼が車で送り迎えをしてくれるし、メールは

マメにくれるし、デート代はビタ一文彼女に出させたことは

ないそうです。いつも、彼女が化粧室に行っている間に

済ませている女性が一番弱いヤツ。

とにかく、お姫様扱いとはこういうことを言うのでしょう。

彼がいつも別れ際に言う台詞は「今日は楽しかった～。

今度は○○日に会ってもらえますか？」と。

そして、約束の日には王子さま？は白馬に乗って

姫を迎えにくるそうです（笑）。

しかし、彼女としては気になることがありました。

それは、自分の写真を見て一目惚れしたと彼が言ったこと。

「それじゃ、私の内面をどう思っているの？」って。

そこで、彼に思い切ってそのことを聞いたのです。

そうしたら、彼曰く「４０年近く生きていれば、付き合っている女性

の内面はわかる」と。

人を好きになるのにアレコレ理由はいらないそうです。

その頃になると、彼女の家族も彼との交際を応援するようになり、

ご縁の風も吹いきて、あれよあれよと物事が進んでいきました。

そして、お見合いから２カ月後、彼女は彼からのプロポーズを

受け婚約することに☆

このお話はもうかれこれ１０年前になりますが、つい最近も

同じようなことがあったのです！

やはり、男性は前向きな気持ちをストレートに好きになった女性に

言うことができる方でした。

だからこそ、女性の心をわしづかみにすることができたのでしょう。

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