最近、私の結婚相談所で、面談される男性も女性も
口を揃えて 「信頼できる人」と一緒になりたいと
おっしゃいます。
この「信頼できる」というのは、いろいろな意味があると
思います。
たとえば、男性ならば、
「彼女は経済観念がしっかりしているから、安心して家庭を
任せられる」
「彼女といると安らぐ。ホッとくつろげる家庭になるだろう」
「自分が凹んだときに、味方になってくれるだろう」
女性ならば、
「彼と一緒になれば、波風が少ない一生を送れそうな
気がする」
「彼だったら、いざとなったときに自分と子供を守ってくれる」
などと、考えるのでしょう。
これらが、「信頼できる人」 と一括で表現されているのだと
思います。
最近、私が多くの方と面談したりお会いしたりして感じるのは、
５，６年前に比べて、相手のルックスにこだわる方が
とても少なくなってきたということです。
当時を思い起こすと、男性も女性も、
自分好みのルックスにこだわり、
相手の写真選びの段階で、ああでもない、こうでもない
と、やたら時間がかかる人が多かったこと（笑）。
この頃に比べると、最近の婚活中の皆さんは、
相手へのルックスの希望を全面に出す方は、
ホントにごくわずかです。
外面より内面の人間性に焦点を当てる方が
とても多くなってきました。
そりゃあ、イケメン、かわいい、美人は、
今も昔も好感度が高いことは確かですが、
「これからの人生を長く細く共にしよう」と感じさせる
切り札にはなりません。
男性も女性も長い人生の浮き沈みを共に経験する相手には、
極端な派手さを求めないのです。
求めるものは、常識的で安定感があって一見地味ですら
あるのかもしれません。
つまり、これが 「信頼できる人」 ということになるのでしょう。
こういう不安定な時代だからこそ、多くの人が
信頼感や安心感を感じさせてくれる人を無意識のうちに
求めているんですよね。きっと・・・。
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