私は、仕事柄、たくさんの女性と話す機会が多いのですが、
なかには、30代で家族4人が十分暮らしていけるぐらいの
年収を得ている方々もいます。
そういう方の悩みは共通していて、「幸せな結婚をしたい」と
願いつつも、一方では「結婚することは、何かを犠牲にすること」と
といったネガティブなイメージを持っているため、なかなか
婚活に積極的になれないことです。
つまり、今までは自分の稼いだお金を好きなように使えたのに、
結婚したら、洋服や旅行や外食もいままでのように自由気ままに
出来ないと感じているのです。
ですから、自分が今よりも幸せになれる!と確信しなければ、
なかなか結婚に踏み切れない・・・。
その結果、同じ年収かそれ以上の男性をターゲットにします。
ところが、そういう男性が狙う年齢層と彼女たちの年齢に
ズレがあり、お付き合いまで発展していくのが大変なのが実情です。
このような現実を目の当たりにしても、高収入を得られる仕事があり
今それなりの生活が出来ているなら、人は自分を変えることに対して
不安を持つもの。
だから、口では「結婚したい」と言いながら、経験をしたことのない
「結婚生活」に不安を感じてしまうのです。
私の結婚相談所でも過去にそういう女性が何人も婚活していました。
「ご成婚していった人」と「そうじゃない人」がいます。
どこが分かれ道になったかというと、その人の「どうしても
結婚したい」という強い想い。
強い想いが行動につながり、念願成就となったわけです。
あとは、あきらめてしまった人たちと、仕事で生きると決めた人たち。
まっ、その人その人の人生の選択ですね。
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