知らない話が出てきたら「教えてもらう姿勢」が大切

会話の中で、分からない言葉が出てきたり、

話についていけなくなってしまう・・・


あるいは、分かったつもりで聞いていたら、

途中でわからなくなってしまった・・・


といったことを、あなたはお見合いで経験したことがありませんか?


以前、私の相談所の女性会員さんのお見合いした相手が、

世界的に有名なある日本映画について話し始めました。


彼女は、監督や俳優の名前さえも聞いたことがない・・・。

まったく知らない世界の話にあわててしまったそうです。


そんな彼女に彼は映画について詳しく説明してくれました。

その話題がお見合いの中心になり、彼女は聞き役オンリーに。


ただし、映画の話が終わった頃には、自分の無知さを恥じる

気持ちと、気疲れですっかり元気がなくなってしまい、

彼も彼女の様子を察したのか、重い雰囲気のままお見合いが

終わってしまいました。


その後、彼女と私でこのお見合いの反省会。


私はまず彼女にアドバイスしたことは、知らない話が出てきた

ときにはあわてないことです。

そして、「無知の姿勢」「教えてもらう姿勢」を持つこと。


彼女のよかった点は、聞き役オンリーになったとはいえ、

彼の話をよく聞いたことです。


ただ、その後にもうひと工夫が必要でした。

それは、「その映画を観てどう感じたの?」「どういうところに

感動したの?」とか、彼自身の感情の部分を聞くと次に

展開に進んだと思います。


なぜなら、彼が好きな映画の筋書きを話した後、感情の部分を

聞いてくれたなら、彼女が自分の話に興味を持ってくれたと

感じるから。


彼女にとっても、「教えてもらう姿勢」をとることにより、

自分の知らない世界を知ることができるのです。

第一、たまたま知らなかったということは恥でも何でもないのですから。

その後のその人がとる姿勢が問われるのです。


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