過度の遠慮グゼが幸せを遠ざける！？

以前、私の結婚相談所の女性会員さん（３０代前半）がお付き合い

していた男性は、彼女によくプレゼントをして下さる方でした。

プレゼントと言っても、もちろん貴金属ではありませんよ。

よく出張に行く方でしたから、その土地のお土産や、

仕事で外国暮らしが長かったせいか、デートの度に小さな

花束を持ってくるそうです。

彼女はそういうことは、生まれて初めてのこと。

決して彼のこと嫌いじゃない。むしろ嫌いの反対（笑）。

要するに、慣れていないからどういうリアクションをすれば

いいのか、、、わからない。

ですから、「えっ、こんなことしてもらって悪いですよ」とか

「申し訳ない」と、つい口からポンポン出てしまうのです。　

「うわ～い♪ありがとう」と素直に喜びを表現する

ことが出来ないのですね。

彼としては、彼女に喜んでもらおうとしているのに、

あまりにも遠慮されると嫌な感じがします。

人は、他人に親切にしている自分が好きなのです。

まして、彼は彼女を気に入っているのですから。

それに、大事なことは「愛」には「受け取る」という側面が

あるということ。

私は、もしかしたら彼女は「私はこんなに男性に親切に

される価値がない」と感じているのかもしれないと思いました。

だから、彼の好意が受け取れないのです。

要するに、彼女のセルフイメージが低い。

そこで、私は彼女に「あなたが受け取ったからって、相手の幸せが

減るものじゃないのよ。むしろ増えるのよ」と言いました。

彼としては、彼女の喜ぶ顔を見たくて、土地のお土産を選んだり

花をプレゼントしてくれるのです。

つまり、「彼女のために選ぶプレゼントは与えるもの」、

それに対して感謝の言葉は「彼の気持ちを受け取ること」。

彼女の過度の遠慮グセは、相手を幸せな気分にしていないって

ことに気がつかないと、せっかくのご縁を逃してしまうかも・・・。

そうならないために、彼女はそんな素敵な男性と出逢ったことに

感謝すること。

そして、ありがとう♪と「彼の気持ちを受け取ること」を意識すること。

そうすれば、彼の嬉しそうな顔を見る度に、愛されている実感が

ジワジワと湧いてくるはず。

それが、彼女のセルフイメージを上げていくのです。