(無料画像からお借りしました)
10年以上前のお話になりますが、当時のお見合いは
食事をしながらというのも多かったです。
仲人の私もよくその席に同席しました。
ある男性会員さんは、必ずホテルのしゃぶしゃぶを
いただきながらお見合いを行うのが定番。
と言うのは、彼は寡黙な方でしたので、鍋を囲みながら
のほうが気が楽だと言うのでした。
ですから、彼が食べ頃になったお肉や野菜をお相手や
私の器にひょいと入れてくれるのです。
それで、彼としては「間」が持つというわけですね。
お相手は彼のサービス精神?に打たれて、お付き合い
に発展することが多かったです。
ただ、次は自分自身のことを話さなくてはなりません。
彼は、どうもそこのところが苦手で・・・。
それで、次のお見合いとなるわけですが、またしゃぶしゃぶ(笑)。
二人だけだと、どうにも間が持たないと彼が言うので、私が同席することに。
正直、私は話題をつなげるのに精一杯で、ホテルの
高価なしゃぶしゃぶコースを味わう余裕はありませんでした。
それはそうと、彼はずい分とお金を使ったのではないでしょうか。
だって、しゃぶしゃぶコース3人分で3万円以上なんてザラでしたよ。
そして、男性負担で高価なお食事を振舞っても、
次の日にはあっさりとお断りなんていうのもずい分ありました。
まっ、これは仕方のない話ですがね。
当時に比べれば、今はお茶一杯で済むのですから、
男性の負担は楽になりましたし、これが当然だと思います。
女性も初対面の男性から、お見合いとはいえ、食事を
奢られるのは気が引けるという方が多かったです。
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