本当に望んでいる人はどういう人？

私は、仕事柄、たくさんの未婚の女性とお話しますが、

「どういう人と結婚したい？」とお聞きすると、「普通の人」とか

「やさしい人」「仕事をちゃんとしてくれたら、特には」

などという答えが返ってくることが多いです。

「普通の人」や「やさしい人」は漠然としているから、

もっと具体的にどういう人がいいかと、よくよくお話を

伺うと、出てくる、出てくる。

「最近はスポーツジムへ通ったり、ヨガに行ったり自分磨きを

　がんばっているから、そういうの褒めてくれる人がいい。

　どこか二人で出かける時でも、「どこへ行く～？」と聞いてくれる

　人がいい。家事は積極的に手伝ってくれる人がいい」などと。

さらに「あっ、そうそう、私、けっこうメンクイなんです。だからやっぱり

イケメンがいいな～」と（笑）。

しかし、これだけパートナーになる人には、いろいろ希望を

持っているのに、このことをはっきりと言えない・・・。

なぜなら、ご本人としては自分が心の底から望んでいる

ことは、ただ夢を見ているだけで叶えるのは無理と

鼻からあきらめているからです。

・・・でも、たとえ夢を見ているだけだとしても、自分で

それを「望んでいる」と認識してなければ「叶える方向に向けて、

今何が出来るか」を考えることもないし、試しに何かを

やってみることもないだろうし、成功者に参考意見を聞くことも

ないだろうし、「こういう人と出逢いたい」と表現することも

ないだろうし。

つまり、叶う確率が格段に低くなる行動を選び続けてしまって

いるわけです。

だから、特に自分から積極的に何かしようというわけでもなく、

好ましい何かに出くわすわけでもないし・・・。

こういうときには、自分の中の夢でも何でもいいから

願いに気づくことが大切です。

あなたが「自分の望み」を抑えたりせず、「望んでもいいんだよ」

とまず、自分にやさしく言ってあげてください。

そうすると、「正直な願望」が出てくるはずです。

「普通の人」「やさしい人」の中身がわかりますから。