私の結婚相談所の女性会員さんは、とても聞き上手な人です。
お相手の話を、少し体を前のめりにして聞く姿勢は、
「熱心にあなたの話を聞いていますよ」というサインになります。
こういう彼女の姿勢は好感度抜群。
実際にお見合いでお断りをされたことがありません。
ここで、「人の話をきちんと聞く」と、なぜ好感度が上がるのでしょうか?
それは、人間には「承認欲求」というのがあるからです。
つまり、「人から自分の価値を認められたい」という欲求のこと。
衣食住など物質的な欲求、生理的欲求がある程度満たされた
現代人にとっては、「承認欲求」は重要度の高い欲求となります。
話は彼女のお見合いに戻りますが、お会いした男性がとても
その「承認欲求」の強い人だったのです。
彼女の話によると、2時間自分のことばっかり話していたというの
ですから驚き。
話の内容は、「自分の企画したプロジェクトが成功した」
「大いに社内で認められた」「上司に褒められた」ということが
中心だったようです。
これらをお見合いの間中べらべらしゃべり通しだったそう。
きっと、彼にとっては、まさに誰かに話したくてしょうが
なかったのかもしれません。
そこに、聞き上手の彼女と出会ったグッドタイミング!
しかし、そればかり聞かされた彼女はたまらない。
「承認されたい」が強すぎて、とっくにマイナスイメージを
持たれているというのに。
これが「しゃべりたい病」の人の特徴なのでしょうね。
「自分が」「自分が」と自分のことばかりを喋りまくるのです。
聞き手が退屈しているなんておかまいなし。
まっ、数あるお見合い相手の中には、こういう人と
出会ってしまうこともあります。
聞きたくもない話を聞かされるわけですから、多くの人は
怒りすらわいてくるのが当然です。
彼女は「まっ、変わったタイプの人でした」なんて平然としていますが、
たいていの人は、しゃべりたい病の人に出会ったら、
途中で逃げ出したくなりますよ(笑)。
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