こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
私は20年以上仲人業に携わっていて、「婚活が長引くであろう人」をある程度予測できます。もちろん、その人の運とご縁が絡んできますから必ずというわけではないですが、かなりの確率で当たってしまうのです。
それは、どういう人かというと、ズバリ【過去から学ばない人】。
そういう人はお見合いがないわけではありません。仮交際にも発展しているのです。断られたり、断ったりするのは婚活の常ですから、それは仕方のないこと。
ただ、そこから次の出会いに活かすために「学ぶ人」と「学ばない人」がいるという事実。
前者はお見合いや交際をきちんと振り返り、自分なりに分析しています。さらにひとつの出来事に対する感情までも記録しています。
例えば、相手のラインのレスが遅いとしましょう。
そのひとつの事象に対して、「イライラしている自分」の感情に焦点を当てています。
そうすると、自分自身の傾向性がわかるのです。つまり、「すぐにレスしてくるべきである」と。それに対して相手が応えてくれないからイライラしているのです。
しかし、それは自分の都合であって、相手にも都合や距離感に応じての対応というものがあります。それを客観視できると「すぐにレスしてくれたら嬉しいけれども、そうじゃなくてもOK」となるのです。そうなると、イライラ感が薄れてきます。
このように交際から気づくことが結構あるのです。それを逐一書き出すことによって、自分自身のことがわかってきます。当然、それを次の出会いに活かすことができるのです。ご成婚者というのは、きちんと自己分析しています。
一方、後者はそういうことはしません。彼らの台詞は「今回はご縁がなかっただけ」です。
仲人はお見合いの振り返りをするように何回か言いますが、会員さんは小学生ではないので無理矢理にやらせることはしません。
ご本人は頭の中に蓄積しているから大丈夫だと言います。
ところが、また同じことを繰り返す、繰り返す。ちっともダイジョウブじゃない(笑)。
やはり、物事というのは時間が経たないうちにアウトプットしないと、記憶から消えていくのです。こういう人の婚活は本当に長引きます。
だからこそ、お見合いの振り返りはきちんと記録しておくことをおススメします。それが、あなたの成長記録にもなるのですから。
繰り返しますが、ある程度の期間でご成婚していく人というのは、自分自身を分析して、そこから学んで次に活かしているのです。
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