「I am OK, You are OK」を意識しましょう。

私がある男性とお会いしたとき、彼はステキなピンク系のネクタイをされて

いました。

そこで、私が「ネクタイの色、ステキですね～。お似合いですよ」と。

そうしたら、彼は「いえいえ、そこらへんで買った１０００円ネクタイですよ」

と笑いながら答えました。

まっ、日本人によくある謙遜だからいいじゃないと思われたあなた。

しかし、彼は謙遜のつもりでも、ステキなネクタイだとほめた

私のセンスを否定したも同然なのです。

あなたも容姿をほめられたとき、「いえ、いえ、そんなこと

ありません」とつい言ってしまったことがありませんか。

このように、私たちは知らず知らずのうちに、相手がせっかく

ほめてくれているのに、失礼な返答をしていることが少なからず

あります。

ここで、以前私がある心理学セミナーを受講したとき、ほめられ下手の

心理について興味深い話を聞きました。

それは、セミナー講師によると、人生に対する人の態度は

次の４つに分類できるそうです。

①　I　am OK、You are　OK

　　（自己も受け入れているし、他者も受け入れている）

②　I　am OK、You　are not OK

　　(自己は受け入れているが、他者は受け入れていない）

③　I　am not OK, You are OK

　　(自己は受け入れていないが、他者は受け入れている）

④　I am not OK, You are not OK

　　(自己も受け入れていないし、他者も受け入れていない）

この中で、一番いいのは①。

このタイプの人は「自分にもいいところがあるし、あなたにも

いいところがある」と考えることができます。

ですから、相手のことも素直にほめられるし、自分がほめられ

ても素直に受け入れることができというわけです。

一方、ほめられるのが苦手な人に多いのが③。

自分に対して肯定的な感情を抱いていないために、人から

ほめられると、つい「そんなことありません」と否定してしまうのです。

と、以上のようなお話でした。

日本は謙遜の文化でもあるし、これが奥ゆかしいと言う人もいます。

しかし、婚活しているあなたには、「I am OK,　You are　OK」

を意識してほしいと私は思うのです。

相手から「きれいですね☆」と言われたら、「うわ～、ありがとう

ございます☆」と返してほしい。

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