ずい分前に私の結婚相談所で婚活していた女性(30代後半)は、
仕事大好き人間でバリバリ働いていました。
そんな彼女が婚活をする理由は、ズバリ子供が欲しいから。
会社に育児休暇制度があるので、それを利用して仕事を続けていき
たいという希望です。
部下が何人もいる彼女の仕事の忙しさといったらありません。
デザイン関係の仕事柄、年中納期に追われるわ、土日出勤も
珍しくなく、やっと作った時間の合間にお見合いをするという有様。
しかし、彼女はさすがに管理職だけあります。
どんなに忙しくても、余裕のない表情をお相手に見せませんでしたから。
満面の笑顔でしかも聞き上手なのですから、お見合いした男性は
すぐに彼女のファンになりました。
問題なのはその後。
当然、男性は土日に彼女をデートに誘います。
ところが、いつも「今は仕事が繁忙期だから」とお断りばっかりです。
その代替案として、仕事帰りのデートを提案するのですが、
今度は男性から平日は残業続きだからと言われてしまいます。
そんなこんなで、彼女にお熱だった男性方も、さっさと次の
お見合い相手を探して、立て続けにご成婚になったことが
ありました。
さすがの彼女もこれにはショックを受けた様子。
私は、ご縁とはいえ、彼女のお相手選びに問題があるのでは
と思いました。
だって、年収のいい、仕事のできる男性ばっかり選ぶのですもの。
こういう方は例外なく忙しくて、女性に癒しを求めています。
彼女はどちらかと言えば、むしろ癒されたい方ではないでしょうか。
それならば、彼女の生き方を応援してくれる男性を探す方がいいのでは。
そういう男性とならば、共に働き、彼女の足りないところを
補ってくれるかもしれません。
ですから、選択の幅を広げればいいのです。
ところが、彼女は自分と同等か、それ以上の学歴と年収が
ある男性がよいと譲りません。
こうなると、私もお手上げです。
その後、だんだんと彼女は婚活から遠ざかっていきました。
仕事では、冷静に状況判断ができる彼女。
しかし、彼女曰く「自分のこととなると、まったくわからない」と。
私はこう思います。
自分のことを深く見つめようとしない人は、いつまでたっても
自分のことがわからずじまいだと。
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