今回は 「結婚」 というイベントをキッカケに家族の問題が
浮き彫りになるケースを取り上げてみました。
家族が仲が良いことはいいことです。
しかし、何事にも適度な距離というものがあります。
つまり、ここ4,5年の傾向なのですが、
結婚が決まったのに、
実家の居心地が良すぎて親元から離れるのが辛い
と、感じる方が少なくないのです。
こういう方は、新居を決める段階になると、
腰が重くなり先延ばしにしたり、
相手への態度が嫌味になったり、
心の距離を置いたりします。
これが原因で、破談になったカップルや話合いで
丸く収まったカップルを私は見てきました。
中には、苦労した母を一人残していくのは辛いと、
泣かれた方もいらっしゃいましたっけ・・・。
無事に結婚式を終えたのはいいけれど、新居に落ち着いた途端、
親が恋しくて実家へ戻ってしまったという
お話もチラホラあります。
そんな時、私は昔のテレビドラマを思い出します。
婚家から戻ってきた娘を親が、
「もう、お前はウチの人間じゃない。〇○家の人間だ。帰りなさい」
と諭すのでした。
現代は、嫁ぎ先から戻ってきた子供をすぐに受け入れてしまう
親御さんが少なくないような気がするのですが・・・。
子供に苦労をさせたくない という親心はわかりますが、
【親離れできない子供】 に 【子離れできない親】 という
ケースが昔と比べて増えてきたようです。
こういった問題が起こったときには、
ご本人同士で結婚への価値観の違いを
ザックバランに話し合うことが大切です。
この時、どちらの意見が正しいか、正しくないかと
争わないこと。
結婚というのは、白黒ハッキリさせることが重要ではなく、
二人がよければそれでいい
というところがあるのです。
大事なことは、まずお互いの違いを把握して、
その次には二人がどうしたらいいのか?
どんな夫婦になりたいのか?
と、お互いの折り合う地点を見つけること
だと思います。
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