パート1では、男性が女性の仕事の悩みを聞いているうちに、
「オレ論」を延々とかましてしまい、彼女から「彼とは話が合わない」
と判断を下されてしまいました。
しかし、彼としては彼女の力になりたくて、正直な意見を真っ向から
言ったわけです。
結果は、これが大きなすれ違いの瞬間でした。
肝心の彼はまったくそのことに気づいていません。
彼女とは性格が合わなかったぐらいにしか考えていないのですから。
そこで、私は彼に「男女の会話スタイルの違いについて」話しました。
心理学の本には必ずといっていいほど書かれていますが、
女性の会話スタイルは「共感型」。
女性同士の会話では、「そうそう」「あるある」「わかるわかる」と
いう調子で共感し合うのです。
ところが、男性は第一声で女性のように共感の一言が
言えないのですね。
男性はとにかく客観的な意見や正論を言わなくてはいけないと
考えてしまいがちです。
この「正論」というのがくせものなのですね。
なぜなら、女性型会話では、正論はとりあえず置いておいて、
まず気持ちを受け止めるということが大事だからです。
ですが、これが男性にはどういうことかわからない人が
多いようですね。
特に親しい人であるほど、言葉がきつくなる傾向があります。
「おまえそれは違うぞ」という具合に。
これをやられると、女性は反撃に出るか、黙ってしまうか
どちらかでしょう。
彼は彼女とのお付き合いを通して学んだと思います。
まず、自分のよさをわかってもらうためには、恋愛を学ぶ
必要があること。
その一つとして、男女の違いを勉強すること。
こうすることによって、徐々にコミュニケーション力が身について
いきます。
そのうちにコミュニケーションの達人と呼ばれたりして(笑)。
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