いつも必死でなく、時には【ゆるゆる】と

以前、ご成婚退会したK子(30代半ば)は、婚活中、親御さんや友人に

「お見合いって楽しいよ~」と、ポジティブな自分を装っていたそう

確かにこの言葉は、婚活の始めの頃は本当だったのです。


ところが、お見合いを何回か重ねるうちに、なかなか

「また会いたいな」と思う人に会えない焦りや疲れを感じるように

なっていたのでした。


そんな彼女が、素敵なプロフィールの男性とお見合いをすることに。

よほど、期待感が膨らんだんでしょう。親御さんに「今度の

人は期待できそう♪結果連絡するからね~」と電話をしたそうです。


彼女の本心は「早く誰かと交際を決めたい。そしてご成婚したい」

と想いは募るばかり。

それほど、切羽詰まっていたのでした。

そして、期待して臨んだお見合いは、見事と言っていいくらい

彼女の想像とは違っていた人。

これには、本当にガックリ・・・・・。


お見合いの帰りに私のオフィスへ寄って大泣きした彼女でした。

こういうときの私は見守るしかありません。


そして、何日か経って彼女から連絡が。

私は彼女が冷静に自分を見つめているのに驚きました。


それは、彼女は仕事でも何でも自分の計画通りに事が運ばないと

すごいストレスを感じる性格なんだそうです。

それで、今回もそうだけれど、いままでのお見合いも力が入りすぎて、

必死になってしまい、自滅ばかりしていたと。


婚活していて、自分の性格の弱点を再認識できたと言うのです。

ですから、あんまり必死になりすぎず、もう少し【ゆるゆる】と

お見合いしていこうと思ったそうです。


それからも、彼女の性格が急に変わったわけではありませんが、

常に【ゆるゆる】とやっていこうと、心に言い聞かせながら

歩を進めていきました。


そして、一年くらい経った頃、とても相性のいい男性と出逢い、

一ヶ月も経たないでご成婚。


婚活は、相手があることなので自分の思ったように事が

運ばないところが難しいところ。やはりご縁が絡んでいますから。

そこで、いかに自分を見つめ、コントロールしながらやっていくかが

大切なんですね。


そして、ときには【ゆるゆる】とやること。

これは、不真面目にやれと言っているのではなく、

張り詰めた心の糸を少しゆるめて、自分を楽にしてあげるという意味です。


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