以前ご成婚退会していった女性（30代半ば）は、お酒が大好きでした。
ところが付き合った男性は、お酒がまったく飲めない。
ですから、「食事の時、自分ばかり飲むわけにはいかないし、
気を遣うし・・・。やっぱりお酒が飲める人の方がいいかな」と
彼女が言うのです
その時、私は（こんなにいい男を逃してしまうなんてもったいない！）と
心の中で叫んでいました。
私は彼らのお見合いの時に同席して、ひと時を一緒に過したので
彼の話し方や雰囲気から誠実なお人柄を感じていたのです。
それに、ピッタリと体に合ったスーツがカッコイイ。
それで、私は彼女にこう力説しました。
・お酒は遠慮しないで、あなた一人で飲めばよい
・二人でお酒が大好きだと、酒代がバカにならない
・お酒でハメを外す心配がない
・酒癖が悪くて苦労する人がいるが、その心配がない
など。
「でも、やっぱりお酒が飲める人の方が楽しいし」と彼女が
言うかと思ったら、意外にも「あ、そうですね」と素直な答え
が返ってきたので、拍子抜けしてしまった私でした。
きっと、この頃には、お互いに恋心が芽生えていたんでしょう。
この二人はトントン拍子に交際が進んでいったのですが、
やはり、お酒が好きな彼女には、同じくお酒が好きな彼と
一緒になるケースが圧倒的に多いですね。
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