冬になると人恋しくなる心理

以前無料面談にきた男性（40代前半）は、毎年寒くなると

婚活しようと思うそうです。

特にたまらなく寂しくなる時は、

・一人で過ごすXmasや正月

・義理チョコしかもらえないバレンタインデー

・一人鍋を食べているとき

・寒い夜道を一人で歩いているとき

など、かなり具体的に例を挙げてくれました。

特にコンビニで買った一人鍋をつついている時に、寂しさが

絶頂になるとのことで、しんみりしている話しをしているのですが、

何だかちょっと笑いが出てしまった私でした。

ところが、一年中この寂しさが続くと思うきや、だんだん暖かくなると

寂しさも薄らいで、夏が近づく頃には趣味のダイビングに出かけたり、

プールで泳いだり、急に元気になるそうです。

そうなると、あまり結婚したいと思わなくなり、「給料も一人で使えるし、

気ままでいいや」と、冬に感じた寂しさはどこへやら。

だから、婚活を始めるタイミングをいつも逃しているとのこと。

私には、彼にはどうしても結婚したい強い動機が感じられないのです。

季節によって変化する恋愛心理に左右されているというか・・・。

何かの心理学の本で読んだのですが、恋愛心理に季節要因って、

少なからず影響を与えているようなのです。

要するに、人間は動物なので、気候や気温によって本能的な

心理変化が起こるとのこと。　寒い季節になれば、寒さをしのぐ

ために本能的に身を寄せ合おうするし、暗くなると危険や不安を

感じて、やはり誰かに近づこうとするもの。

だから、”寒さ””暗さ”が深まる冬に、人との結びつきを求めたくなるのは、

非常に自然なことなのだということが書かれていたと思います。

そうなると、冬になると人恋しくなるということは本能的なものなのですね。

無料面談にきた彼は、冬が来る度に寂しい思いをしないために

何とか早く婚活の決心をしてほしいのですがねぇ・・・。