私の結婚相談所の男性会員さん（30代後半）が、いいお付き合いを
しているお相手（30代半ば）からお断りをされました。
理由は「彼は私の話を真面目に聞いてくれない」ということです。
これを彼に伝えたときのショックと言ったらありません。
彼曰く「そんなことはない！！彼女の話を一生懸命聞いていた」と。
それで、私は親しい仲人さんでしたから、お断りの理由をもっと
突っ込んで聞いたわけです。
そうしたら、原因はどうやら彼の相手の話を聞く時のリアクション
にあったようです。
具体的には、彼の相槌が「うん、うん、ん、ん、うん」みたいな（笑）。
それも表情を変えずに。
要するに、相槌が単調すぎて、彼女の話に退屈しているような感じに
取られてしまったよう。
ですから、「彼と話していても、つまらない」と言われてしまったのです。
彼の一生懸命に話を聞いている姿勢が伝わらなかったのですね。
相槌というのは大事で、これの打ち方ひとつで、
相手にもっともっと語らせることができるのですから。
「へえ～」「なるほど!」「それで」「すごい～」などを、
話しに織り交ぜていくと相手と一体感が生まれてきます。
それを「うん、うん、ん、ん、うん」だけでは、単調すぎて
相手が白けてしまうのでしょう。
彼のリアクションは単調な上、表情の変化に乏しいので、
その結果「この人、私の話を真面目に聞いてない」と、なってしまうのです。
こういうことがわかった彼のその後の相槌の打ち方は、
模範的になりました☆ 「なるほど!」「それで」「すっご～い」と。
それとともに、表情も笑ったり、真顔になったり、豊かになり
本当に成長しましたよ。
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