「自分はスゴい」と言葉で売り込みすぎない

以前、私の結婚相談所の女性会員さんがお見合いした４０代男性は,

３０代の初めで起業して成功されている方でした。

私もお見合いのお席に少しだけ同席したのですが、

彼は言葉にも容貌にも覇気が溢れています。

これから、どんなお話が聞けるのかしら♪　とワクワクしてきました。

ところが、明らかに彼はしゃべりすぎ。

お見合いが始まってから、私が席を立つまで１５分くらいでしたが、

自分の話ばっかりなのです。

話の内容は、自分はこんな仕事をしていて、仕事は登り調子で、

最近はどこそこから講演を頼まれているなどと

一方的にしゃべるのですから、私たちが口を挟む余地がありません。

私が席を立った後も、彼の話は延々と続いたそうです。

完全に聞き役になってしまった彼女。可哀そう・・・。

彼女は聞き上手な人ですが、適度な会話のキャッチボールを

楽しみたかったでしょうに。

しっかし、彼はまるで売れない営業マンのようなものです（笑）。

要するに、「自分はスゴいんだぞ」とたくさんしゃべって売り込もうと

しすぎ。

じつは、これって仕事ができる男性が失敗しやすいパターンの

一つなのです。

そんなことをしなくても、自分の生き方に満足しているという自信は、

ただ微笑んでいても相手に伝わるもの。

言葉より、その人の醸し出す雰囲気や態度がものを言うのです。

このことがわからないから、自分を売り込もうとして必死になる。

その結果、女性に引かれてしまうのです。

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