お見合いは約一時間

「お見合いの時間って、どれくらいなんですか?」

という質問。 これからまさに婚活をし始める人なら

ものすごく気になりますよね。

というのは、初対面の人とどういう話をしたらいいのか、

プロフィールがあるとはいえ、蓋を開けてみないと

わからないからです。

 

その答えは、大体一時間。

これくらいなら、質問したりされたりしたら、何とかクリアできる時間です。

それから、お見合いは疲れるものと思ってください。

初対面同士の人間が会うのですから、気を遣うし、疲れないわけがない。

だから、”疲れて当然”という気持ちでお見合いに臨むのです。

そうすれば、お見合い終了後、多少の疲労感があったとしても

”疲れて当然、こんなもの”と思えます。

 

私が仲人になった18年前は、お見合い時間が2時間だったのですよ。

ですから、仲人が最初の30分くらい場を盛り上げたものです。

そうすると、その後弾みがついて2時間が過ぎていくという具合でした。

 

それから、その当時は食事をしながらお見合いというのもありました。

思い出すのが、ホテルのレストランでしゃぶしゃぶをいただきながら

お見合いをしたことがあったのですが、私がどんな話題を振っても

一問一答で終わってしまい、お二人とも黙々と食べるのみ。

あれは辛かった(笑)。

もちろん、私はお食事を味わうどころではありませんよ(苦笑)。

ま、現代のお見合いはお茶一杯ですから、気が楽ですよね。

 

それから、どちらかのお話が止まらないという場合があります。

主に男性の方なのですが、一時間をとうに過ぎているのにお話が

一向に終わる気配がないわけです。

そういうときは、「今日はこれくらいで」とお話の途切れ目に

切り出してください。

そうじゃないと、いつまでも話しが続くということが起こります。

これも以前にあったお話ですが、お相手の話を聞いていたら4時間!

が過ぎていたということがありました。 お見合いでのお話ですよ。

 

男性の方のお話が終わらなかったわけですが、女性は途中で遮るのが

悪くて最後まで聞き役専門だったそうです。

その話が特別興味深いというわけではなかったとのこと。

しっかし、4時間とは! 驚きですよね。 よく我慢したこと。

女性は共感を大事にしますから、お相手に合わせてしまう傾向が

あることは事実です。

ですから、相手に引きずられないこと。

約1時間を目途にして、お見合いを終わらせることです。

 

もし、お互いにまだ話し足りないなら、次回のお楽しみに。

もちろん、時間が経つのを忘れるくらい話しに夢中になったのなら、

それはそれでOK。

心理学的にみても、”えっ!? もう終わっちゃうの”という残念な

気持ちを抱かせるのがいいのです。

ほら、ドラマでもいいところで”次回に続く”となりますよね。

あれと、同じ心理です。