知っておきたいデジタル文字の冷たさ

考える若い女性

以前私の相談所の女性会員さんが曇った顔で私にこう言ってきたのです。

彼女はお見合いした人といいお付き合いが始まったばかり。

一体彼女に何があったのでしょうか?

彼女が言うには、彼からのメールがあまりにも素っ気なく血が通って

いない(!?)と感じるそうです。

こういう冷たい文を書く人と今後付き合っていけるかどうか不安になって

きたと言うではないですかー。

これは、大変!と思いましたが、私には彼がどういうメールを書いてくるのか

大体察しがつきました。

というのは、男性のメールって業務連絡のようなのが多いからです。

例えば、「○○様、○月○日、○時、○○の前で待ち合わせの件、了解いたしました。

よろしくお願いいたします」と、こんな感じ。

こういうメールをもらって気にならない人も当然いるのですが、多くの女性は

冷たく感じてしまうのですね。

同じ業務連絡のような内容でもこれが手書きだったら、”冷たい!ひやっ”とは思わないのです。

なぜなら、文字が持つ温かさがあるから。

このことからわかることは、デジタル文字の冷たさです。

つまり、温かみや感情がそぎ落とされてしまうのですね。

それだから女性は交際相手からこんな素っ気ないメールをもらうと、何だか温かみの

感じられない人だぁ・・・と思ってしまうのです。

しかし、男性はそんなこと露ほど思わずに送っていることがほとんど。

ここで、もう一度繰り返しますが「デジタル文字は冷たい」ということ。

それでは、どうしたらよいでしょうか?

何はともあれ、あなたのやることは一つ。

伝え方を工夫するのです。

たとえば、同じ文を「○○様、○月○日、○時、○○の前でお待ちしています。

今から楽しみにしています!」とか「○○のイタメシ、美味しそうですね!!」とか。

語尾に感情を加えるのがポイント。

「!」をつかったり「♪」をつかったりと、ちょっと手を加えるだけ。

ぜひ、試してみてください! 印象がグーンと違ってきますから。