「ありがとう」の言葉が口から出てこない

40代男性考える

「ありがとう」という言葉は魂を浄化すると言われています。

確かに、この言葉を口にする時の口元や目には笑みが漂っていますよね。

だから、「ありがとう」を自然に言える人と一緒だと心地良いし、そういう人に

心を開いて接しやすいのです。

ところが、「ありがとう」の威力はわかっていながら、なかなか口から出てこない

人が少なくないのです。 これは本当のこと。

それが心地良い言葉だと心でわかっていながら、実際に行動に移せるかと

いうと意外とむずかしく感じてしまうもの。

ということは、この言葉がすんなり口から出てくるまで練習が必要だってことです。

「・・・けれど、練習ってどうすればいいの?」と、聞かれることがあります。

それは、簡単! あなたはむずかしく考えすぎています。

日常生活でコンビニをよく利用しますよね。

そのとき、レジで勘定をすませたら「ありがとう」と口に出してみるのです。

小さな声でも下を向いていてもいいから、口に出してみる。

例えば、

店員さんから品物を渡されたら「ありがとう」、

お釣りを渡されたら「あれがとう」という具合に。

いつものあなたなら、ここで黙ったまま釣り銭とレシートを受け取るか、

かすかに頭を下げる程度でしょう。

そこを、「ありがとう」と伝えてみるのです。

・・・けれど、「お礼を言うのは、お店のほうでしょ」というあなた。

確かに、これは当然のことです。

しかしその一方で、あなたは店から喜びを提供してもらっていると

考えることもできます。 昼食のお弁当、スイーツ、ペットボトル、日用品、

安くて美味しいコーヒー、ドーナツなど、便利なコンビニが生活の一部に

組み込まれているといってもいいですよね。

それに対して、「ありがとう」と感謝の気持ちを口にしてみるのです。

さらに感謝の気持ちを言葉に乗せることで、喜びが相手に伝わることが大きい。

このように「ありがとう」の言葉から、幸せ気分が伝染していきます。

それがあなたを心地良い気分にさせてくれるのです。

まずは、手近な場所から「ありがとう」を口にする練習をしてください。

そのうちに、自然に口から出ている自分自身にあなたは気がつくことでしょう。

そのとき、口角が上がって穏やかないいお顔になっていますよ。