私は、女性雑誌の身の上相談って大好きなのですが、
先日、こんなお悩みが目につきました。
相談者は20代の男性です。
「彼女が、僕のわがままや自己中心に我慢できなくなったから
もう別れる」
と涙ながらに訴えてきたそうです。
ところが、男性は、
「我慢しないで、言いたいことがあったら言えばいいのだし・・・」
「彼女が何も言わないので、それほど傷つけていたなんて
思わなかった」
という内容です。
うん?どっかで聞いたようなお話。
そう、そう。これって熟年離婚のときによく聞く話ですよね。
熟年離婚は、もっと複雑ないろいろな要因が絡み合うんで
しょうけれど、ベースにはどちらかの我慢があると思います。
つまり、「最初の頃は、自分でも彼女に勝手なこと言っているなぁ と
思う。それにもかかわらずに、わがままや自己中心の態度を
怒らずに聞いてくれる、受け入れてくれる」
これでいいのかな? と勘違いする。
そして、もっとわがままになり傲慢になる。
ついに、それが当たり前のようになってしまう。
最終段階で、彼女が今まで溜めていた不満を爆発させる。
え~、そんな~~、そんなに怒っていたの??? と彼。
こういう図式でしょうね。
大爆発を起こした彼女の気持ちは、多分、
わがままな人だなぁ と思っていても
・相手に指摘して別れることになったらどうしようという 「恐れ」
・相手に対する執着心
・自分の自信のなさ
などを心に抱きつつ、自分の言いたいことを飲み込んできたのでしょう。
ここで私の感じることは、彼は 「自己中心でわがまま」 という
部分がある人なのでしょうが、彼女の我慢=恐れ、執着心、自信のなさ
がどんどんと彼の素に持っていた部分を増殖させてしまった
かもしれないというところです。
この我慢は、いい結果を生みません。
なぜなら、相手に本音でぶつかっていっていないのですから。
相手に 「あなたの態度が私を傷つけている」 と
ハッキリ言ってみましょう。
そこで、聞いてくれない、反省をしない人ならば
そのときは、サヨナラもできるのです。
我慢するのは辛いことですし、
最後にバ~ンと爆発させるより、
怒りは 「小出し」 にした方がいいですよ。
それが2人がうまくいく秘訣なのですから。
オフィス悠のHPも見てくださいね☆
↓ ↓ ↓ ↓