結婚という夢に日付をいれる疑問

考える女性

婚活していると、何が焦るかって、誕生日が近づいた時と、

それから、そう、ちょうどこの時期、クリスマスが近づいた時です。

もしかしたら、あなたもそうではないでしょうか。

2,3年前に「夢に日付をいれて」と盛んに言われた時期がありました。

こういった本が本屋の本棚に並んでいた頃のお話です。

これらの本に書いてあったことは、夢を現実にするためには、日付を「○月○日までに達成する!」

と明確にした方が夢が叶いやすいというわけですね。

確かに「頑張れば夢が実現する」と意識すればやる気が得られるもの。

しかし、ご縁が絡む結婚にそれが応用できるのかどうかです。

というのは、「○月○日までに結婚します!」「誕生日までには結婚します!」

と宣言して、その結果、夢が叶わなくて婚活のモチベーションがグーンと下がって

しまう人を私は長年見てきています。

ここで、突然ですが、あなたは美空ひばりの「川の流れのように」をご存じですか?

私の脳内でこの曲がよく流れているのですが、結婚でも何でも人生の転機には

「流れ」というものがが必ずあると信じているのです。

要するに、「川の流れ」が誰の人生にも必ずあると思うのです。

いままでゆっくり流れていたのに、急に流れが早くなったり、激流になったりと。

何か計画したところで、本当にその気にならないとなかなか心と身体が

ゴーサインにならないし、特に結婚はタイミングの問題が大きい!

なかなかうまくいかない中で、トントン拍子に物事が進むときがあるとすれば、

それが言わば「機が熟したタイミング」。

だから、流れに逆らうと、うまくいかないばかりか、かえって落ち込みや焦りを

呼び込む結果になってしまうこともあるのです。

もちろん、ろくに行動をしないで、人生の良いタイミングを得ようというのは

虫が良すぎますよ。 行動だけがあなたの人生を変容させることが

できるのは事実なのです。 だから、少々婚活が辛くても、動きを止めないこと。

もちろん、ちょっと一休みなんていうのはアリですよ。

それでも、目標を設定したいというあなた。 こういうのはいかがでしょうか。

それは、一年の行事ごとに区切っていくのです。

例えば、「クリスマスを一緒に祝える人と出会う」、「初詣に一緒に行ける人と

出会う」、「バレンタインにチョコレートをプレゼントする」、「一緒に桜見物に行く」、

「一緒に花火大会に行く」などと。

これだと、○月○日までと思うより心理的に無理がないし、脳内にわくわくするイメージが

湧いてきませんか。