私が仲人になって以来、男性の40代に50代、60代でさえも
お相手に「子供を産める人」を希望する人が少なくありません。
ところが、最近は40代の半ば以降の男性で、こういうふうに考える
人がチラホラ出てきました。
彼らの考えとは
・ これから子供を育てると、その子が20歳になると自分はもう70歳近くになってしまう
・ 現代は子供の教育費がかかる。満足な教育をしてあげられるか・・・
・ 夫婦共働きだとしても、子供が小さい頃は妻には子供の面倒を見てほしい
そうなると、自分一人の年収で親子3人が生活していけるかどうか不安がある
・ 冷静に考えると、子供を持つ時期を逸してしまったように思う
これが30代だったら、子供がいる家庭が現実になったかもしれない
・ 当たり前の話だが、子供は一人では作れない。そうなると、若い人を求める
ようになる。 しかし、40代後半の自分に30代の人とご縁があるとは思えない。
自信がない
・ 40代の女性は妊娠可能である。しかし必ず子供を産んでほしいと望むのは酷というもの
などです。
このように考え悩んだ末、お互いに共稼ぎで二人で人生を楽しみ、生涯を
共に寄り添える人を希望するというように、方向性が変わってきたのです。
チラホラですが、こういう考えを口にする人が出てきたのは事実。
一方、まだまだ40代、50代の男性で、「子供」「子供」と言う人は結構いるんですよね。
十分な蓄えがある人もそうじゃない人も同じなのです。
私は人それぞれの考え方を否定するつもりはありません。
人それぞれの人生があっていいはず。
しかし彼らが望む、しかも子供が可能な女性のマッチング年齢層を考えると、
難しい話であるのには違いないのです。
私がそのことを話すと、「でも、芸能人の○○は若い嫁さんもらって子供が
いるじゃないか」などという人がいます(苦笑)。
そこで「あのー、芸能人と一般人は違うんじゃないですか」と、私は言うのです。
まあ、どこまでも楽観的ですね~。
私は40代、50代の男性には、子供がいる家庭のイメージだけではなく、
夫婦で寄り添いながら生きていくイメージも持つことが大事だと
話しているのですが、途中まで「うん」「うん」と聞いて下さるのですが、
そのうちに「でも~」と始まります。
「でも」の次は「やっぱり、譲れないなぁ」となるんですよね。
しかし、お話したように、そうじゃない男性も婚活の舞台で活動していますから、
風向きが少しずつ変わってくるのではないかと思っています。