私が仲人としてたくさんの方と出会って感じることは、
「人にはそれぞれ咲く時期がある」ということ。
例えば、離婚を経験した方々がいたとしましょう。
同じ辛い経験でも、その人の感じ方でその後が違うのです。
ある人は、傷を負いながらも希望の灯だけを見てまっすぐに前に
進むことが出来るのです。 こういう人は当然結果は早く出ます。
一方、過去の辛い経験が年数を経てふっきれたと自分では思っていても、
時折、心の底から「もう二度とあんな辛い想いはしたくない」という気持ちが
湧き出てくると、それがブレーキとなってなかなか前に進めない自分の存在に
気がついたりするのです。
それが癒えるのは、もう少し時間がかかるかもしれない。
でも、人間はいつまでも同じところにとどまってはいないものです。
心の傷は消えることはないですが、それが時間とともに薄まってくるのだと
私は思います。
だから、人と比べることは決してありません。
人より多少遅くても、長い人生において何の意味があるというのでしょうか。
大切なのは、自分を抱きしめながら前に進んでいくことです。
行動することをあきらめてしまったら、そこでゲームオーバー。
なぜなら、人生を変えるのは行動すること以外にはないから。
そうこうしているうちに、ある時、あなたの花が咲いていることに
気がつくはずです。