私は、仕事柄、結婚や恋愛の悩みはもちろんのこと、
その他もろもろの悩みを聞くことがあります。
人間誰しも悩みのない人なんていませんからね。
あなたは、何か問題を起こったときに、ついこのようなことを
口にしてしまっていませんか？
それは、「どうしよう？」。
「何で次から次へと問題が起こるの？」。
婚活中の人なら、
「何で望んでいる人に出会えないの？」
「周りは次々と結婚しているのに、自分だけがどうして？」
などは、つい口にしたくなりますよね。
しかし、こういう質問は、言わば「犯人探し」の質問を自分自身に
していると同じことなのです。
つまり、自分の手に負えないと思われる問題は、外部に犯人を
見つけたくなってしまうのです。
それでは、あなたはどういう質問をしたらよいと思いますか？
それは、
「何をどうやったら、自分の理想の人と出会えるのだろうか？」
「何をどうやったら、この問題を解決できるのだろうか？」
です。
ここで、少し脳の話を聞いてくださいね。
人間の脳は、質問や疑問に対して寝ている間も答えを探し続けています。
潜在意識は寝ている間も休みません。
ということは、悩んでいる人の多くは、自分の脳に適切な質問を送って
いないということになるのです。
良い質問をすれば、脳は解決策をあれこれと考えてくれるという
わけですね。
このように自分自身への質問を上手にすることを意識すれば、
「良い質問をすること」が習慣になってきます。
そうすると、どうなるかというと、悩みで堂々巡りすることが
少なくなります。
私自身、どれだけ同じ悩みから抜け出せなかったことか！
脳に「どうしよう？」という問いかけばかりしていたのですから、
解決策なんて出てきようもありません。
どれだけ、人生の貴重な時間を無駄にしていたことでしょう。
そのことに気がついてから、常に自分自身にする質問の質に
こだわるようになりました。
それが、引いては人生の質を上げていくことが出来ると思うのです。
