本日は、共感についての話を聞いてくださいね。
多くの恋愛指南書には、相手に共感することが大切
と書かれてあります。
私も会員さんには、相手に共感することが大事だよ
と話しております。
たとえば、男性会員さんには、
女性は気持ちの整理に時間がかかるので、
しばらく寄り添ってあげて、話を聞いてあげることが
大切であること。
そのときの核となる感情をきちんと感じ取って
伝え返してあげることが 「共感」 と言って大切なんだよ。
と説明しています。
これは間違ってはいないのですが、
もう少しわかりやすく伝えたいと思います。
話は変わりますが、人間誰しも困難に襲われたときに、
話を聞いてくれた人につい次の言葉を言ってしまった
ことがありませんか？
「あなたに私の気持ちなんてわかるはずがない」 と。
自分自身の苛立ちやら他人にすがりたいやら
複雑な気持ちが絡み合ってこういう言葉を
言ってしまうのだと思います。
しかし、ここで考えていただきたいのですが、
そもそも人の気持ちを１００パーセント理解するなど
できるのでしょうか？
人の気持ちを十分に理解することなど
不可能だと思うのです。
それでは、どうしたら分かり合えるのでしょうか？
それは、
「人の気持ちを十分に理解することはできない」
けれど、
「人の気持ちを理解しようと努力すること」
はできます。
このことが大切なのです。
人の話を聞くときに
「その人の気持ちを理解しようと一生懸命努力したけれど、
十分な理解には至らなかった」
これでいいのだと思うのです。
そして、目指すところは、
理解しようと努力した結果、
その気持ち、心境を共有することです。
つまり 「共感する」 ということ。
最初の共感度が３０パーセントくらいしかなかった。
しかし、付き合っていくうちに
次は、３５パーセントにアップした。
こうした 「人の気持ちを理解しようとする努力」 の結果、
「共感度をアップさせる」 ということが、大切なのです。
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