ある男性会員さんがお見合いをしました。
そこに現れた女性はプロフィールの写真より素敵な人☆
彼はその時点で自分の心臓の音がバッコンバッコンと聞こえてきたそうです。
一言でいうならば、「一目惚れ」状態。
そして、いよいよお見合いがスタートしました。
そうしたら、彼ったらまともに彼女の目を見れなかったのだとか。
ただでさえ恥ずかしがり屋な性格なのに、その時はいつもの倍は緊張したそうです。
そうなりながらも、一生懸命話せば、それはそれで相手に伝わるものがあるのですが、
彼の目線が下を向いている方が多いのですから、どうしようもない。
相手と対面していて、この状態だと口数も少ないはずです。
そして、そして、ここで彼女に誤解されてしまったのでした(ガーン)。
なぜなら、下を向いている彼の目線の先は彼女の胸のあたりだったから。
夏のお見合いだったので、彼女の着ていたのは胸の開いたワンピース。
彼女にしてみれば、「何なの。この人、私の胸のあたりばかり見ているわ」と
いうことになってしまいました。
彼のシャイな行動がとんでもない誤解を与えてしまったのです。
そもそも、目線を合わせて話すことは、相手に「あなたの話を聞いていますよ」
という確認でもあるわけです。
それを、下を向いた先が相手の胸のあたりじゃ、「胸ばかりみている」
となっても仕方ないですよね(笑)。
とはいっても、恥ずかしがり屋はそうそう簡単には治りません。
だから、目線の持っていき場所を意識するしかないのです。
多くのコミュニケーションの本によると一番いいと言われているのが、相手の額あたりを見ること。
もちろん、じーーーっと見っぱなしというわけにもいきませんから、外すことも覚えなくてはなりません。
目線の合わせ方という基本的なコミュニケーション力を身につけなければ、
相手にあなたの誠意が伝わらないのです。
だから、学んで実践するしかない。