結婚すれば一緒の胃袋になるわけですから、食の好みが一緒なことは大事なことです。
以前私の相談所で活動していた男性会員さんがおつき合いした女性は、
彼の好きな食べ物を、その人は苦手ということが多かったのです。
ある時、彼が「何を食べたい?」と言ったら、「なんでもいい」と彼女。
そこで、海鮮料理のお店に連れていったら「なま物はちょっと・・・・」と言われたとか。
それだったら、先に言えよとカチーンときたと思いきや、彼は「なま物以外の物を食べれば
いいのだし、一緒に過ごすことが大事」とか言うじゃないですかー。
まあ、何と前向きな意見だこと。
これが、もし立場が逆転したら、女性は真剣におつき合いをやめようかと悩むはずです。
この時私は「相手と『食』の価値観が合うこと」は、男女で感じ方が違うなと思ったのでした。
そこで、それに関する情報を集めたり、本を読んだりしたのですが、エキサイトの調査が面白かった。
質問は「相手と『食』の価値観が合うことはあなたにとって重要ですか?」。
それに対して、「すごく重視している」、「それなりに合致すればいい」、「違っても特に気にならない」
が設けられているのですが、男女とも6割が「それなりに合致すればいい」と回答。
そして注目したいのが、そう答えていながら女性の場合、「好き嫌いが多い人は嫌」や、
「一緒に生活したら、ある程度合っていなければ」と付け加えていることです。
ということで、「合致していたほうがよい」という意見が大半だったとのこと。
一方、男性の場合、「美味しいものを一緒に食べられればそれでよい」「時間の共有が第一」
「少しくらいズレがあったほうが面白い」などといった、前向きな意見が目立ったそうです。
ということは、女性ほど気にしないということですね。
私は、食生活は毎日のことだし、食に対する好みや価値観が合っていることは
重要な要素になってくるのは間違いないと思います。
ですから、男性は相手の食の好みに対してもっと意識した方がよいでしょう。
恋活だったらいいのでしょうが、あなたは婚活をしているのですからね。
ちなみに、元男性会員さんですが結婚した女性は、なま物が苦手の人ではなく、
「今日は焼き肉いこう♪」と誘ったら「うわ~い、焼き肉だぁー、いこ♪」という女性でした。
やはり、食の好みが一緒で、好きなものをガツガツ食べるような二人の方が盛り上がるってことです。