私は、仕事柄、いろいろな方とお会いする機会があります。
「男性も女性も、忙しい方が多いなあ」というのが、彼らとお話していると感じることです。
中には、「いつも疲れている」「いつも日常に追われている」と仰る方も少なくありません。
こういう方々に、私は「お疲れさま」と心から言葉をかけずにはいられません。
ただ、心配なのは、「疲れている」と顔が暗くなりがちなこと。
言葉も、どうしても否定語が多くなります。
そうすると、物事の判断が、悲観的になってくるのです。
婚活においても、こういう方々は、悲観的で、とにかく、悪いほうへ悪い方へ考えてしまう傾向の人が
私の経験上、多かったのです。
そうなると、ちょっとうまくいかなくなっただけで、簡単に諦めたりします。
とにかく、悪いほうへ悪いほうへと考えてしまうのです。
「もう、結婚あきらめました」なんて言葉が出てきたりするのですから。
といって、その人たちの状況が暗雲が垂れ込めるというわけではないのですよ。
それなのに、どうして自ら暗い方へ向かってしまうのでしょうか?
それは、結局は、
「体力」的なことが、「気力」にも「精神力」にも影響を与えているのが大きいのです。
人は、元気であると、それだけで、肯定的になり、多少、問題があっても、
「何とかしよう!」と前向きに捉えることができるもの。
ですから、「やる気がでないとき」には、単に、「疲れているのではないか?」
と自分自身を振り変えることは大事なことです。
仕事で忙しいときには、とにかく視野が狭くなりがち。
自分が疲れているということも、自覚できていないことが多いのです。
まずは、「自分は疲れているな」と自覚するだけでも、
「体を少しやすめよう」「睡眠を十分をとろう」とか、何らか自分を
いたわるようにするものです。
疲れが快復してから、物事を考えると、見える景色が違ってくるのでは
ないでしょうか。