「どうしても○月までには、結婚したいんです」
「会社勤めに疲れたんです。だから出来るだけ早く結婚したいんです」
このように、やけに結婚を焦る人がいます。
私は、婚活期間は人それぞれだけれど、大抵は一年~二年
かかるし、それ以上かかる人もいると真実を話します。
そうすると、「一年~二年!? そんなに待てません」と声を荒げるので、
私はビックリ。
その人の一生の問題なのに、なぜそんなに急ぐのか、、、、
何か理由があるにちがいありません。
私は、そこのところをじっくり聞きます。
そうすると、こんな答えが返ってきます。
「同僚の○○子が結婚する」
「部署で独身は私一人。周りの人に同情されている」
「会社のお局さまに、いじめられている」
「いままで愚痴を言い合っていた婚活仲間が結婚する」
など。
要するに、その人を取り巻く環境が変化して、平静な
心でいられなくなったということです。
どんなことでも、結婚することへのモチベーションになりえますが、
これらは、ハッキリ言って弱い。
なぜなら、外部環境は時間の経過とともに変化するからです。
例えば、同僚が結婚して退社したら、またもとの精神状態に
戻ったとか、お局さまの怒りの矛先が誰か他の人にいったとか。
こうなると、厳しい婚活をするよりも、元の生活の方がその人に
とって楽ということもあります。
そんなことで、簡単に婚活から遠ざかっていくのです。
私はこういう人を少なからず見てきました。
ま、これも人それぞれの選択です。