以前私の相談所で婚活していた女性会員さん(30代半ば)は、
お付き合いしていた男性と何回か居酒屋デートをしました。
人間、飲んだり食べたりを繰り返すうちにだんだん親しく
なるもの。 二人も例外ではなく、このままいけばゴールインかと
私は思ったのですが、どうもこのカップル、トントン拍子とは
いかないようです。
というのは、デートのお勘定が割り勘なんですって。
「またか・・・・」と私。本当に「またか・・・」です(笑)。トホホ・・・。
彼女が言うには、いつも彼の方が飲むお酒の量が多いとのこと。
それなのに、ピッタリ割り勘にされると、頭では「ま、いいか」と
思うのですが、心の中のもやもやがどうにも収まらないと。
その正体は、お金に細かい男性ではないかという不安と
結婚前提のお付き合いをしているのに割り勘はどうなのよ・・・
ということ。
こうなると、二人の行方に黄信号が点滅しだすのが常なのです。
実際に、お勘定のことから他の面でも綻びが見え始め、
ジ・エンドになるケースは少なくないのです。
これに対して「結婚したらお財布が一つになるのだから
我慢しなさい」と回答している雑誌の婚活お悩み相談を
私は読んだことがあります。
しかし、我慢していたら、だんだん怒りが湧いてきます。
すでに「感情」の問題になっているから厄介なのです。
本当に男女間で「お勘定」についてのテーマは永遠に
なくならないでしょう。
何度も言うようですが、「感情」が絡んでくるのですから。