ずい分前、私の相談所で婚活をしていた３０代半ばの男性が、
困った顔をしながら私にこう言うのです。
それは、「つきあう相手をひとりに決められない・・・」と。
彼は短期間に３人の女性とお見合いしました。
そうしたら、３人とも彼のタイプなんだそう。
まったく、贅沢な悩みですよね。
彼の心理はというと、「決められない」ではなく「決めたくない」です。
それならば、無理に一人に絞ることはないというのが私のアドバイス。
三人とお付きあいすればいいのです。 もちろん、だらだらではなく
期間限定という条件付き。
どの人と付き合ったら正解だろう？と考えていては、
いつまでも正解は出てきません。
「三人ともいいな」と思っているのは、裏を返せば「誰でもいい」
とも言えるのです。
ですから、短期間に三人とお付き合いしてみる。
何回か会っていれば、何となく合う合わないが出てくるものです。
ところが、彼が結婚に求めているものを三人とも持っている。
しかも、もし彼がプロポーズしたら「YES」と言ってくれそう。
彼曰く「いままでの人生で最大のモテ期」と。
大切なことは、こんな機会はそうそう訪れないということ。
ならば、一人に絞らねば。
肝心の絞り方ですが、「容姿がタイプ」とか「よく気がつく」
とか「積極的にメールや電話をくれる」でもいいのです。
彼の場合、よくメールをくれる女性を選びました。
あなたは、本当にこんな単純な理由で人生決めていいの・・・
と思うかもしれませんが、こういうことも数あるご成婚の中には
あるのです。
ぐずぐずしていると、彼の煮え切らない態度が伝わり
三人とも去っていくかもしれないのです。
このタイミングに乗れるか乗れないか。
