出会いの機会はたくさんあるのに、なぜか決まらない人がいます。
ずい分前に私の相談所で婚活していた男性(30代後半)がそうでした。
彼は、条件・ルックス・コミュニケーション力のバランスが抜群。
ですから、お見合いから交際に発展する率がとても高く、現にもう
ひと頑張りすれば決まったご縁がいくつかあったのです。
・・・けれど、失速する。本当に必ず!です。
こういう人は、ご縁がどうのこうのという前に、彼自身に欠けて
いるものがあります。
それは、ズバリ「決める力」です。
つまり、「決める」ということは他の可能性を捨てること。
ある意味寂しさも伴います。
次から次へとくる縁談に、「次の人はもっといい人かも・・・」
なんて思ってしまうと、目の前の人に対しての集中力が欠けて
しまうのです。
それに、彼自身、決めることで背負う責任とか、いろいろなことを
考え過ぎてしまう人でもあるのでしょう。
しかし、ご縁の流れがきたらエイッ!と乗っかってしまう、
なるようになるさ、と腹を括ることが出来ない人は
婚活の海をさまようことになるのです。