こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
随分前にご成婚されたA男さん(30代半ば)は、理科系男子で男ばかりの世界で生きてきたせいか女性と付き合った経験ナシ。
彼は少々不器用なところがあるけれど、婚活で経験した色々なことを吸い取り紙のように吸収していく素直な人です。
そんなまっさらな彼に私が最初にアドバイスしたことは、婚活で得たひとつひとつの気づきを文字にすること。
私の相談所ではお見合いや交際の様子を書くことになっています。これに私がフィードバック。それをすることによって、自分自身の行動を振り返れるし、コミュニケーション力がついてきます。
活動を開始して半年くらい経つと、お見合いから交際に入る確率が高くなってきました。交際も一回でお断りされることが少なくなってきたのです。
そんな彼が苦手なことは「褒めること」。
デートで女性が素敵な洋服で登場しても”うわっ、素敵ですね♪”という言葉が出てこないのです。心の中では、ちゃんと褒め言葉が出てきているのに。
あるとき、交際相手のヘアースタイルがロングからショートにチェンジしました。こんなとき、「おっ、ヘアースタイル変わりましたね」と口から出てほしい。
が、相変わらず心の中では”おぅ~、新しいヘアースタイル、似合う!”と言っているのに、その言葉が出てこないのです。
このことで相手の仲人さんよりこんな指摘を受けました。「毎回オシャレしているのに、〇〇さんは何にも言ってくれない。髪を切った時ですら何にも言ってくれなかった。〇〇さんは女性に無関心すぎる」と。
これには、ショックを受けた彼。
心の中では褒めまくっているのに、言葉で表現できないばかりに相手に誤解されているのです。それも女性に無関心とまで思われているのです。
ここは何とかせねば。そこで、私はこんなふうに言えばいいとアドバイスしました。
女性がピンクの服を着てきたならば、
「今日はピンクですね」と。
ヘアースタイルが変わったのならば、
「ヘアースタイル、変わりましたね」と。
つまり、見たままに相手に伝えればいいのです。それを褒めようとすると頭の中で気の利いた言葉を探しているうちに、言いそこなってしまうわけ(苦笑)。
実は褒め言葉というのは、意外にハードルが高いのです。彼だけではないですよ。肝心な時に言葉が出てこなくて振られてしまう人もいるほど。
しかし、女性は褒め言葉があるかないかで、自分に関心があるかどうかを判断しているのです。
それなのに、苦手な男性が何と多いことか。ある意味、外国人のように褒め言葉が日常に頻繁に出てくる文化ではないので、なかなかスマートにはいかないですよ。
だからこそ、見たままを褒めることは有効です。
「今日はピンクですね」、「今日は白ですね」と。
早速実践した彼は、だんだん褒めることが自然に出来るようになりました。そして、ご成婚していきましたよ。
(記事は事実ですが、脚色しています)
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