ずいぶん前に、私の相談所で婚活していた男性会員さん(30代)は、
ヘッドハンティングをされるほどのやり手のビジネスマンでした。
年収も当然4桁ありましたし、端正なマスクでしたから、
婚活の舞台で人気がありました。
その彼がお付き合いを始めた女性は、チャーミングで、
結婚したらいい奥さんになるだろうなと思わせる女性です。
二人は毎週のように会い、このままご成婚コースか!?
と、私は思ったものです。
そんな順調な交際を重ねているとき、彼の誕生日がやってきました。
そこで、彼の意外な一面を見る結果に・・・。
それは、彼女が誕生日のプレゼントに手作りのケーキを
プレゼントしてくれたそうです。
そうしたら、あなたは彼が私に何と言ったと思いますか?
ちょっと私は耳を疑ったのですが、こう言ったのです。
「手作りケーキなんて、原価にしてみればお金かかって
いないじゃない」と。
要するに、誕生日のプレゼントに不服なようなのです。
さらに、「僕なんて、よく彼女にプチプレゼントをしているし、
たまには、豪華なディナーもご馳走している。
それなのに、僕の誕生日はこれだけ??」ですって。
まるで、駄々っ子のようなことを言う彼に私は驚いたものです。
しかし、考えてみたら、誰もが手作りのプレゼントを喜ぶわけでは
ないってこと。
人それぞれの価値観があるのですもの。
まして、お金に対する価値観はとても大きいものです。
彼の想像していた誕生祝いとは、豪華なディナーとプレゼント
だったわけ。
ここら辺のお互いの価値観というかツボが合うと、ある面では
相性のいいカップルということになるのでしょう。
気になる二人ですが、それから急速にギクシャクしてきました。
私は、手作りケーキで、お互いの価値観の相違に気がついた
のですから、ご縁がなかったのだと思います。
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