婚活が苦戦するのは「話し方のクセ」にあった

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

先日、カフェで仕事をしていた私の隣の男性同士(30代)の会話が聞くともなしに耳に入りました。

「コロナで在宅勤務が増えて、給料がガタ減りだよ」

「俺も在宅勤務なんだけれど、やたらオンライン会議が多くてやんなっちゃうよ」

「ま、仕事はやりがいがあるんだけれど、残業はおおいわ、給料は安いわ、かなわないよ」

「コロナが収束して世の中が落ち着いてきたら、転職考えようかな」などと、いたって普通に話していました。

皆コロナ禍で大変なんだなぁ、、、と思った私。

この男性の本音トーク、男性同士だったら会話に恰好つけるわけではないのでいいのです。

しかし、もし、この話し方を婚活に持ってきたら、こりゃあ、振られ続けるわと感じました。彼らが話していた内容そのものだけではなく、例えば、語尾が必ず下がる話し方などです。

ここで私が思い出したのは、条件がいいのに断られることが多かった男性会員さん(30代後半)のこと。彼は男子校から理科系の大学を出て、職場も男性だらけ。女性とのお付き合いの経験が少なく、同性とばかりつるんでいたのです。

そんな彼ですが、誠実なお人柄で人当たりもいいし、なぜ断られてしまうのだろうかと私は考え込みました。というのは、相手側に仲人さんを通して理由を聞いてみても「誠実な人ですが、ご縁がなくて残念です」と当たり障りのない答えばかりだからです。

けれど、ひとりだけ「会話がネガティブ」と伝えて下さった方がいました。こういうフィードバックは本当に有難い!です。

 

そこで、私はマンツーマン指導をすることにしました。以前から彼の語尾の下がる話し方が気になっていたのです。彼にはお見合い時の会話を思い出せる限り書き出してもらっていたのでした。

その結果わかったことは、会話の出だしは明るいのです。問題はそこから。会話の締めがネガティブ発言が多く、相変わらず語尾が下がるのです。

例えば、「旅行が大好きですが、コロナが終息するまで行けません。まったく何て世の中だ」とか「仕事はやりがいがあるのですが、大手なのに給料が安いんですよ」などなど。

明るい会話から入って、最後は決まって語尾が下がってマイナス発言なのです。こうなると、聞いている人は”ネガティブな人だな・・・”と感じるでしょう。

あなたに知っておいてほしいことは、感情は伝染するってこと。ネガティブ発言は相手の気持ちをドンヨリとさせます。誰もそういう人とお付き合いしたいと思わないでしょう。

 

これは、彼の話し方の癖なのです。

つまり、最初は明るく会話が出発しても、最後がマイナス発言で語尾が下がると、相手が受ける印象は「ネガティブな人」になってしまいます。

私がカフェで聞いた男性同士の会話のように、彼も男同士の本音トークが当たり前になっていたのです。しかし、これを女性との会話に持ってきても通用しないことが圧倒的に多い。

これを彼に伝えたところ、「いや~、まったく気がつきませんでした。話し方に問題があったなんて。意識して直したい」と言ってくれたのです。

こういうところが、彼のいいところ。

その後、長年の癖はそう簡単に直るものではないんですが、彼は努力しました。その結果、交際率が伸びていったのです。もともと条件もお人柄もいいのですから、そうなって当然。

彼の場合は、男性同士では通じる本音トークが女性との会話では通用しないことに気づいて、直していくことで婚活が明るい方向に向かっていきました。

(記事は実話ですが脚色してあります)

 

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