こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
自分が思っていることを言葉にしなくても心情を察してもらおうと、相手に過度な期待を持つ女性を”察してちゃん”と私は呼んでいます。
そして彼女たちは「〇〇さんったら、ちっとも察してくれないんです」と私に言うのです。これ、私が仲人になった20年前から同じ。
曇った表情に何があったのかを聞くと、デートで連れていかれたお店が気に入らなかったをはじめ、出てくる、出てくる。
「私は飲めないのがわかっていて、どうして居酒屋に連れていくの?」
「ダイエットしているって言っているのに、どうして”こってり系”のお店を選ぶの?」
「自分が好物だからと中華ばかり連れていく。違うお店がいいのに・・・」
「インドアのデートばかり。たまには郊外に行きたい」
「ドライブでトイレ休憩が少なかった。私は我慢していたのに・・・」
「歩くのが早過ぎ。私は高い靴を履いているのに・・・」
などなど。
これらは、お相手に「前回中華だったから、次は和食を食べたい♪」と言えばスッキリ解決したはず。
いつも私が言っていることですが以心伝心なんてないのです。何十年もつれ添っている老夫婦が”あ、うん”の呼吸になるまでにはどれだけ語り合ってきたか。それをついこないだ知り合ったばかりの相手に期待しても、そりゃあ、無理っていうもの。
私がこのことを言うと、彼女たちは「わかっているんですけれど・・・」と途端に歯切れ悪くなるのです。
それじゃ、なぜわかっていることが出来ないのでしょうか?
それは、そもそも「我慢することに慣れている」からです。
例えば、子供時代、下に兄弟がいる女性が「お姉ちゃんだから」と何かと親から手伝うことを期待されていたとしましょう。彼女も親の期待に応えるべく子供なりに一生懸命だったのです。その結果、我慢することが多くなってしまうのです。本当はまだ彼女も小さな子供。まだまだ親に甘えたいし、自分の欲しいものがあれば駄々をこねたかったのです。それをグッと飲み込んでしまう。そうすることで、家庭がうまくいくことを幼心にわかっていたからです。
こういう思考が身についている人にとって、自分の思っていることを相手に伝えることが難しいのです。どうしても相手の顔色を窺ってしまうし、本当の望みを言葉にする前にグッと飲み込んでしまう。それが当たり前になっているのです。
こうなると、いつも胸には不満がくすぶっています。しかし、相手はあなたの本意なんてこれっぽっちもわかっていません。それどころか、自己主張のないあなたに対して「そういう性格なんだ」「大人しい性格なんだ」と思っています。
終いには同じことが繰り返されて、あなたの方から別れを告げるのです。「なんでわかってくれないの」と言いながら。
もし、「私にはそういう傾向があるな」と思ったあなた。それは、あなたの持っている思考癖が大きいかもしれないのです。自分の思いを言葉にして相手に伝えることは、とても大事なこと。伝えないと相手はあなたが何を考えているのか分からないのです。
変えることは今からでも決して遅くないです。まずは「私、次のデートはイタリアンだったら嬉しいな」と伝えてみてください。あっさり、あなたの願いが叶う確率大。小さいことからチャレンジしていってくださいね。
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