交際を育むために大事なのは「立ち位置を考えてあげる」こと

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

過去に、仕事が忙しくて終電で帰宅する女性会員さん(30代半ば)がいました。彼女は交際が始まったばかりの男性(30代後半)がいたのです。

入会前に行われた「婚活ワーク」から導き出した理想の相手は「子供を丁寧に育てたいので、小学生くらいまで専業主婦でいたい」。

それに彼は理解を示してくれました。条件は申し分がないし、何より誠実そうな人柄に惹かれていました。ここまでいくと、ご成婚コースに乗ったと言ってもいいのです。

が、彼女の気持ちが下降線をたどる出来事が起こりました。それは、毎晩の彼から届くメール。(その当時はメールが主でした)

夜10時頃になるとスマホの画面いっぱいの文字が目の飛び込んできます。それもやたらクエスチョンが多いのだそうです。仕事で疲れた彼女には返信する余裕がなかったと言います。朝返信しようとしても、ついつい後回しになってしまったとのこと。

ランチ時や休憩時間にレスするのですが、質問に答えるのが精いっぱいでした。彼に今は仕事が激務であることも伝えたのでした。それなのに、夜になるとまた、文字数の多いメールが入ってくるのです。

そのうち、彼に申し訳ないと思いつつ、スルーするように。

 

しばらくして、彼からこんなメールがきて驚いてしまった彼女でした。

それは「何でメールに返事をしないの!?」「僕は一生懸命なのに」「レスが素気ない」などと。

「何で」と言われても、ただ気持ちの余裕がなかっただけなのです。それを、このように文字で読むと、彼の怒りをぶつけられたような気持ちになりました。それ以来、彼からのメールがくると怖くなってしまったというのですから重症です。

結果は、交際終了になりました。もう少し彼女の立場になってくれたら、ご縁を育んでいけたのに・・・と残念な気持ちになった私です。

 

交際で大事なことは

「相手の立場になること」

「相手を『見る』ではなく、『観る』」

「してあげたいことをするより、相手がしてほしくないことを、しないこと」など。

多くの人はこれらに「うん、納得」「そうだよね」と首を縦に振ります。ところが、いざ交際に入ると、その相手を気に入っているほど、自分の我が出てくるのです。すると、「私が」「私が」と相手より自分の欲求が先になってしまいます。こうなると、自分の熱心な気持ちとは裏腹に相手の気持ちは離れていくばかりなのです。

交際を育むためには、その人をよく観て、その人の立ち位置を考えてあげることが大事。

もし、わからなければ聞いてもいいのです。「どうしてほしい?」って。

(実話を基にした記事ですが、ストーリーを変えてあります)

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